TOP > JDPホールディングス株式会社 日記 > 新春皇居の講書始の儀
講書始の儀は、毎年1月初旬の年頭に皇居で、天皇、皇后両陛下が人文、社会、自然科学の各分野について、それぞれの学問の権威者から、講義をお受けになる新春恒例の皇室行事です。
これは明治天皇が、文教奨励のため制定されたもので、明治二年(一八六九年)一月二十三日行なわれたのが最初です。
昭和二十六年までは、ご進講の分野も和書、漢書、洋書となっていましたが、その後は人文科学、社会科学、自然科学の三分野となり、皇太子殿下をはじめ各皇族方も列席され、文部大臣、日本学士院会員、日本学術会議会員などが陪席します。
近年では儀式の模様は、松の間(宮殿内の)あたりに報道室が設けられ、記者団にも公開されていますが、それによりますと、ご進講の時間は三分野とも二十分ずつくらい、進講者は日本学士院会員、前学習院長といったぐあいで、まことに儀式にふさわしいもののようです。
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